社会人2年目以降になると、新人、つまりは部下ができる方が多いと思います。
部下に教えるのも仕事の一環です。
人に教えるのは、自分の成長にも繋がります。
しかし、人によっては分からない箇所がそれぞれ違うので、
教え方も工夫する必要があります。
私も部下に教育する時、
・どのようなポイントを意識して教育するべきなのか？
こんなことを悩みながら、部下に教育していました。
同じような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか？
この記事をご覧頂くことで、
・説明する際に意識すべきポイント
これらが実際に現場で使えるレベルで、理解できます。
人に教育するというのは本当に大変です。
少しでも部下の能力を向上させられるように、これらのポイントを意識してみて下さい。
教育する際に最も意識するポイント
教育する時に必ず押さえておきたいことは、部下のレベルは人によって異なるということです。
ものすごく当たり前ですが、人によって理解できる範囲は異なります。
最初から、本質的な視点を持って仕事に取り組める新人もいます。
一方で、手取り足取りで教えてあげないと分からない部下もいます。
その人に合った教え方をするのが大事だね！
人によって当たり前は異なります。
そこを前提として理解しておくことで、部下への教え方も変わってきます。
その人に合った教え方をすることは最低限意識しておきましょう。
教育の質を高めるポイント3選
部下に仕事を指導する際、特に意識しておくべきことをお伝えいたします。
この3つを理解した上で、指導をすることで、
部下の成長にも繋がります。
これらのポイントは現場で常に意識しましょう。
どこが分からないかを明確にする
一つ目は、不明点を明確にすることです。
部下自身が分からない所をそのままにしておくのではなくて、
何が分からないのかを部下自身に言語化させることが大事です。
それは、部下が自分で問題を解決する能力を高めることで、
自走力を伸ばしていくことに繋がります。
なので、不明点があれば、それをまずは部下自身に言語化させる癖をつけましょう。
それでも分からないことを質問してもらうことで、
お互いの時間を有意義に使うことができます。
一気に答えを教えない
２つ目は、一気に答えだけ教えないことです。
答えだけ教えても部下の成長には繋がりません。
部下のレベルによっては、本人にとってレベルの高いことを言われても
理解できないことがあります。
なので、まずは上司が部下の実務レベルを把握して、
そのレベルに合ったレベルの指導をしましょう。
自分で考える癖をつけさせる
3つ目は、自己解決能力を高めることに繋がります。
仕事では何でもかんでも教えればいいというものでもないです。
部下自身が工夫をして、問題を解決しないといけない場面もあります。
自走力をつけることが、部下自身の大きな成長に繋がります。
自分で失敗を繰り返しながら、学ぶことが一番の学びになります。
部下自身が考えて、行動した結果、
経験から学べるように上司は見守ってあげることも大事です。
まとめ：部下が質問しやすい上司になろう！
部下が本当に困った時に、質問をしやすい上司でいることが、
上司の立ち位置としては大事だと思っています。
相談したいと思える上司でいることは、普段の関係性作りが必要になります。
普段からコミュニケーションを取って、良好な関係を作る努力をしていれば、
部下から本当に困った時に相談してくれるはずです。
上司が部下に教えることも仕事の一環なので、
部下が相談したくなるような人間性を身に付けましょう。
部下が自分で不明点を整理した上で、本当に分からない箇所については、
質問をできる頼れる上司でいることが部下の働きやすさに繋がります。
これを意識することで、部下も素直に指導を聞きやすくなると思います。
部下が質問をしやすい環境を作るという意味でも、これらのことを意識してみて下さい！
コメント